羽田空港のC滑走路に着陸した日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突して炎上しました。海上保安庁の機体に搭乗の6人のうち、5人が死亡しました。
午後6時前、羽田空港のC滑走路で新千歳空港発・羽田空港行きのJAL516便と、羽田空港基地に所属して警備救難業務を行う海上保安庁の航空機が衝突しました。空港では東京消防庁のポンプ車など63台が出動して消火活動が行われています。
日本航空などによりますと、この便には子ども8人を含めた乗客367人、乗員12人を合わせた379人が乗っていましたが、全員、脱出済みで、警視庁などによりますと、17人がけがをしました。乗客か乗員か、や、けがの程度はわかっていません。
また警視庁などによりますと、海上保安庁の航空機には6人が乗っていて、機長は自力で脱出をしてけがをしていて、逃げ遅れた5人を発見しましたが、その場で5人とも死亡が確認されました。
海上保安庁の航空機は、きのう能登半島で起きた震度7の地震の対応で、物資輸送のために新潟に向かう予定でした。
この事故の影響で羽田空港の国内線は、ほとんどの便がきょうの発着を取りやめました。
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